インスタグラムで毎日投稿を始めてみた

毎日投稿チャレンジ!

かなり前Facebookで写真愛好家の間で流行っていたのが「一週間投稿チャレンジ」。自分の写真を一週間続けて毎日投稿するたぐいのあれ。なんか今更だけど私も自らに課してみた。とりあえず二月からだから一ヶ月以上続いてることになる。

投稿ルール

一日一枚インスタに投稿

・食べ物、ペット、セルフィーは基本NG。

・スマホのカメラも基本ダメ。一眼で撮影した写真のみ。

なぜ今更・・・?ちょっと遅めの新年の誓い? もっとフォロワーが欲しいの?
撮った写真の宣伝?自慢?
うーん、私のチャレンジはそういうことではないんだ。

作品としての写真

これまで一枚の写真を仕上げるのにかなりの時間を費やしてきたんだよね。
「作品」として自分で完全に満足できるまで世の中に出さないぐらいの気持ちで取り組んできた。

Dark Ballet
【Dark Ballet(2016)】「作品」としての写真は完成までに費やす時間と労力が膨大だ・・・

一枚仕上げるのに時間でいったら30-100時間。期間で行ったら一月~一年。
まあ、ただ単に写真を「寝かせておく」だけの時間もあるので、その時間全部後処理に費やしているって意味じゃあない。とにかく時間をかけていたんだ。
そしてその過程で没になった作品も数しれず。途中で制作を止めてしまった作品も多い
まあ趣味の作品制作っていうのはある意味そういうものだと思うけど・・。

確かにそのスタンスで自分のスタイルを作ってきたとは言えるかもしれない、ただその反面、昨年ぐらいから写真に対する”楽しい”という気持ちがなくなってきたんだ。

実際昨年はあまり写真を撮らなかった。建築写真にモノクロにも興味を失っていた。自分の写真の意義もわからなくなっていたし、撮影意欲がなくなっていた。

そんな時にふと思った。

もし今自分が死んだら、お蔵入りの写真は一生日の眼に出ないだろうし、データの入ったハードディスクやPCも不燃ごみで出されておしまいだろう。もう自分のスタイルとか、アワードとかあまり考えるすぎるのはどうなんだろうかと・・・。

もっともっと気軽に写真を撮影して、アワードがどうとか、自分のスタイルがどうとか考えずにパッと共有した方が人生楽しいんじゃないかと・・。

毎日投稿

そんな思いからどんどん投稿することにした。そういう目的ではインスタが適してると思った。でもすぐ気付いた。

毎日投稿って結構きついな・・。

もちろん未発表のストックもあるんだけど、それだけじゃ足りない。なんせ「毎日」。一日一枚投稿。明日は必ずやってくる。

必然的に撮影に行く回数も増えるようになった。ちょっとの時間を見つけては現像もするようになった。現像にもあまり時間をかけないようにした。 シンプルイズベスト。

今淀川をテーマに新しいシリーズ制作に取り組んでいる。朝日を見るたびに思い出す台詞 ”Don’t think, Feel.”

写真って面白い

一枚仕上げたら、また次の写真のことを考える。

次の被写体は?

次どこ行く?

週末の天気は?

このレンズ使ったらどうだろうか?

なんかワクワクする。

こういう感覚、久しく忘れていたんだ。

写真を始めて間もないころに感じていたこういう気持ち。

「あ、写真って面白いな」

また自然にそう感じれるようになってきた。

日記としての写真

こうして一月続けてみるとインスタは私にとって写真日記なようなものになってきた。

インスタは自分の写真を宣伝する場所ではないし、格式ばったギャラリーってわけでもない。
フォロワーの数や「いいね」も気にしないんだ。

「あの時はこういう被写体を撮っていたな~」とか、

「そういえばこんなレンズも持っていたっけ。めっちゃ写り良いじゃん!手放さなければよかった・・・」

「あそこしばらく行ってないな~。来週行こうか」

「ああ、あそこって今どうなっているんだろ?」

自分の撮った一枚の写真を見ることによって、いろいろなことを思い出したり考えが浮かんだりする。そして、これが大事なことなんだけど、自分を次の写真へと駆り立ててくれる

初めて訪れたニューヨーク。また是非行きたいね。

やってみたら?

趣味で写真長くやっていると、どこかの時点でクリエイティブブロック(やる気がなくなるとき)って必ず訪れると思う。撮影地もそうそう新しい場所に行くこともできないしね。

「もう撮りつくしたし・・」「もう行ったし・・」

僕の場合、一日一枚がそれを乗り越えるのに役にたった。

もし君がもう写真に対するやる気をなくしたときは、一日一枚を実践したらどうだろうか。

あれこれあまり深く考えすぎず、ただファインダーを通して世界を見よう。

Don’t think, Feel!

きっとまた、それが写真の面白さに気づくきっかけになると思うよ。

ブルース・リーが映画「燃えよドラゴン」であれこれ考えて「かっこいい蹴り」を繰り出そうとする生徒に対して言った台詞。「なんだそれは?見世物か?目の前の相手を”蹴る”ことに集中しろ。月を指さすのと一緒だ。指に集中するんじゃない、そのさきの光が得られないぞ」

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