滋賀県 白鬚神社でパノラマ&長時間露光撮影

静寂な湖畔にたたずむ鳥居。なんとも幻想的な写真を一度はどこかで見た事あるのでは?
知る人ぞ知る関西の超有名撮影スポット。白髭神社に撮影に行ってきました。
実は私ここを訪れるのは初めて。超有名撮影スポット&いつでもいけるから〜(^^♪…と思っているうちに月日が過ぎてしまいました。
..ということで白鬚神社初訪問です。

所在地&アクセス

滋賀県高島市にある白鬚神社。大阪方面からなら名神高速から琵琶湖西縦貫道路をひたすら北上していけばすぐです。元旦とか特別な日でないかぎり早朝の国道は空いているでしょう。
私は大阪市内の自宅を早朝4時に出発。現地に5時半に着きました。

駐車場

24時間オープンの無料駐車場。参拝者専用ですので、写真撮影のあとはぜひお参りして帰りましょう。私も賽銭箱に100円入れて今後の写活をお祈りしてきました。

お賽銭箱左側に駐車場があります

撮影場所

なんと駐車場から徒歩1分。道路を横断したらすぐ撮影スポット!
この写真は明るくなってから撮影したものですが、鳥居の前方がひな段になっていて絶好の撮影場所になっております。逆にいうとここ以外は撮影場所が限られてきます。

明るくなってから撮影しました

それにしても
しかしこの国道、早朝にも関わらず結構車がビュンビュン通ります。特に大型トラックも多いのでくれぐれも横断にはご注意を。

街頭はあるけど、暗い夜は特に横断に注意!

撮影開始

深夜〜夜明け前

撮影場所が道路のすぐ近くなのは、便利な反面、夜間〜早朝は道路脇の街灯が背後から湖面を照らしてしまい、道路脇の木々、そして三脚(写真下)などの映り込みが湖面に発生してしまいます。満天の星空と鳥居のコンボなど狙ってたとしても、夜間の撮影は光害で思うようにいかないかもしれません。

6:07〜

撮影場所が近いのは良いのだが・・・ Z6, 14-30(14mm), iso100, f8, 30秒

6:15〜

上の写真のわずか7分後の撮影ですが空の様子が変わってきましたね。手前に街灯からの光による影が湖面に写り込んでいるのが残念です。この日は月がキレイでした。

Z6, 14-30(14mm), iso100, f8, 30秒

パノラマ

こちらはパノラマ撮影したもの。構図的には上の一枚で撮った写真の上下をクロップすれば同じ感じになります。この写真も比率を16:9にしているので見た目はあまりパノラマっぽくないですね。

D810, pc-e24mm:5枚の縦で撮った写真をパノラマ合成16×9にクロップしている

撮影日:2021/2/7
撮影時間:6:15〜6:18
D810, pc-e24mm:ISO64,F7.1, 各30秒の露光、減光3段フィルター

なぜパノラマ?

超広角レンズを使えば同じような構図で撮影できるのになぜ面倒な「パノラマ」撮影をするのか?
と疑問に思う方も多いかもしれませんね・・・。私もたまに思う事があります(笑)。
理由はいくつかあるのですが一番の理由は単純に「パノラマが好きだから」です!
他には「超高解像でデータを作成できる」などという理由もありますが・・・。
そのあたりの私がパノラマ撮影を始めた理由はまた別記事で今度詳しく書きますね。

早朝〜トワイライト

夜と朝の狭間の時間帯。まだ道路脇の街灯が点いているため、手前の湖面に不要な映り込みありますね。

撮影日:2021/2/7
撮影時間:6:23〜6:27
D810, pc-e24mm:ISO64,F7.1, 各30秒の露光、減光3段フィルター

パノラマ合成後

日の出少し前:トワイライト

白鬚神社:滋賀県琵琶湖 トワイライト 動画

街頭が消えた日の出直前は絶好の撮影時間帯です。数分毎に空の色、雰囲気が変わっていくこの時間帯の中でも特に色合いが綺麗な時間帯でした。
比較的光が安定している時間帯なので、1分〜3分ほどの長時間露光を狙うならこの時間帯でしょう。
ただ秒単位で空の色合いが変わる時間帯でもあるので、あまり長い長時間露光をするとカラーバランスが崩れるかもしれません。
次の写真はD810でパノラマ撮影前にテスト撮影した83秒長時間露光。

D810, pc-e 24mm: iso64, f7.1, 83秒,6段減光フィルター

パノラマ


左側の太陽が出てくる位置の空の色合いが絶妙なので左側からパノラマ用に撮影していきます。

撮影日:2021/2/7
撮影時間:6:32〜6:39
D810, pc-e24mm:ISO64,F7.1, 各80秒の露光, 減光6段フィルター

上の各写真のキャプションに撮影時刻の詳細を記入しました。一枚目のスタートは6:32:39でが最後の5枚目は6:39:05開始と7分近く時間が空いていますのね。そのため同露出時間でも5枚目は大分露出が明るめです。ただしRAW撮影しているので、この程度の露出の差であればパノラマ合成前(ソフト側で調整してもOK)に調整すれば以下の作例のように問題なく綺麗にパノラマ合成できます。

露出調整をしてから合成

裏技紹介

実はこの写真、この色合を出す似のあるフィルターを使っています。それは夜景や星景撮影用として発売されている光害除去フィルターです。最近は各メーカーから発売されていて各メーカー微妙に名称を変えています。
KENKOからはスターリーナイト
マルミからはStarScapeとして販売されています。私の使っているのはイギリスのフィルターメーカーFORMATT-HITECHのNightScapeですが各社効能はほぼ同じです。ホワイトバランスや彩度の調整ででこの青みが出せそうですが、私はこの独特の色合が自然に出せて、現場での確認もできるので朝焼けなどの撮影時に良く使っています。

日の出 直前

この日の日の出時刻は6:49です。
まだ太陽が地平線から顔を出す前なので長めの長時間露光が狙えます。
次は6;30から約3分の超時間露光です。鳥居上に3分の月の移動が記録されていますね。

日の出:太陽が雲に隠れてる...

撮影日:2021/2/7
撮影時間:7:09〜7:14
D810, pc-e24mm:ISO64,F8, 各50秒の露光, 減光6段フィルター

すでに日の出時刻は過ぎていますが、丁度水平線付近に厚い雲が覆っているため太陽の光を遮っています。それと丁度雲が後方から流れてきたので、実に長時間露光らしい写真に仕上がりました。

日の出:太陽が出てきた!

厚い雲の切れ目から太陽が顔を出しました。明るくなってきたので露光時間は30秒にします。


撮影日:2021/2/7
撮影時間:7:09〜7:14
D810, pc-e24mm:ISO64,F8, 各30秒の露光, 減光6段フィルター


パノラマ(上記写真のスティッチ後)

鳥居と太陽という定番の組み合わせです。
季節によって太陽の出てくる位置が変わってくるので鳥居との位置関係に留意しつつ構図を決めると良いかと思います。日の出位置が一番鳥居に近づくのが年末年始です。この日は2月下旬だったので太陽の位置は鳥居に向かって大分左側になりました。6月末までは日の出の位置が左側にずれていき、それをすぎると年末にかけて鳥居側に日の出位置が戻ってきます。


撮影日:2021/2/7
撮影時間:7:17〜7:19
Z6, Z14-30mm(15.5mm):ISO100,F8, 139秒の露光, 減光16段フィルター

次の写真はZ6での撮影です。逆光で2分以上露光したせいかちょっと鮮明度がないですね・・。

太陽をフレームに入れた超長時間露光は難しい・・・
z6,z14-30mm(14.5mm), iso100, 1/4秒,f10,

タイミング良く波しぶきを入れてみました。湖なので海ほど波は強くありません。
日の出の位置がもう少し鳥居よりの方が構図しやすいですね。

日の出後

滋賀県琵琶湖の白鬚神社〜撮影スポット周辺の様子〜
撮影後撤収前に、撮影スポット周りを撮影

太陽が完全に出てしまいました。
ここまで良いお天気だと太陽をフレーミングして長時間露光すると白とび間違いなしです。
こうなると撮影は潔く諦めて、次回訪れるときのために構図の研究や、周辺の様子を確認して撤収しましょう。

最後に一枚

最後に一枚太陽が直接入らない位置で長時間露光を。鳥居の左側に強烈な光の太陽があります。

手前に雛壇を入れるというアイデアは良いと思うのですが、ちょっと無理やりな感じですね・・。
皆さんならどう撮りますか?

おさらい

・夜明け前のトワイライトは幻想的な写真が撮れる時間帯。日の出30分前までには到着して準備しよう。
・太陽の出てくる位置は事前にアプリなどでチェック

・夜明け前は暗いので懐中電灯を忘れずに

・構図は王道の【日の丸構図】もしくは鳥居を左右に寄せて調整

・広角レンズで鳥居の下に岩と波を入れても面白い!

・曇天時は日の出後も、鳥居と一緒に長時間露光を楽しもう!

・道路横断は気を付けて

・帰る前には境内でお賽銭を忘れずに!

シンプルなモノクロの仕上げも映えると思いますよ

必要な人のための必須レンズ。歪んだ鳥居は心も歪みます。真っすぐに写しましょう。
24mmの単焦点レンズとしてもピカ一の性能。
このレンズはあらゆるものを真っすぐに写せるレンズです。
発売から10年経ちますが今後後継は出ないんでしょうかね・・・。

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