NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena : 予約したけど結局買わなかった理由(いいわけ)5

実は今頃はz135の初撮りレビューを行っている予定だったのですが、
ごめん! 結局買わなかったよ・・(T ^ T)

なぜ? 今回はその理由を振り返ってみます。

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買わなかった理由1:資金繰りと割高感 

レンズは資産?
私はいくら高くても、例え実売360000円のレンズでも(基本)必要なら買うのに躊躇はしないタイプです
        が!
やはり昨今の物価高、あらゆるものが(日本では)高い!
このレンズアメリカなら2500ドルの値段です。一$=100円の時代ならおおよそ25万。
日本でこの価格であれば私は迷わず購入したでしょう。

しかし現在バリバリ円安の日本では実売36万。1ドル=100円時代を知っている身としては、非常に割高に感じてしまいます。そこは発売元のNIKONも感じているのでしょうか、直売サイトでも異例の10パーセントクーポンを配布しています。まあ、当面というか、今後はこの値段が普通の感覚になっていくんでしょうか・・・。

とはいえ

ただまだこの値段感覚に慣れていない私にとって135mmの単焦点レンズに36万を払うという行為はちょっと無理・無茶・無謀・・・・。

それに半年前に
NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sを購入したばかり。
こちらを下取りにだしてNIKKOR Z 135mm f/1.8 Sを購入しようかとも考えたのですが
汎用的かつ使用頻度の事を考えるとNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sは手元に残しておきたかった・・・。

うーん、25万(それでも高いが)ぐらいだったら買ったのに・・・

「おじさんお金ないんだね・・」©︎Koichi

買わなかった理由2:魅惑の開放からの綺麗な玉ボケ・・・でもすぐに慣れそう

玉ボケや〜!! ©︎Koichi

解放からの綺麗な玉ボケが取り沙汰されてますね。これからのイルミネーションシーズン、綺麗な玉ボケに心躍っカメラマンも多いことでしょう。

でもっつ!

玉ボケってそんなに重要か?」(-_-)

勿論上の花火を背景にしたドラマティックなポートレート写真ではレンズの真価がいかんなく発揮されるでしょう。

ただ自分のこれまで撮影してきたポートレート写真を見返すと、あまり玉ボケを背景にした写真ってないんですよね。

もちろんこの開放からの玉ボケが画期的なのは理解できます。

ただ!

玉ボケに36万は払えないな〜・・・というのが正直な感想です。
それに玉ボケを背景にするのって結構難しいんですよね・・・

自分の写真に玉ボケが超重要な位置を占める人ならその価値があると思いますが・・。

買わなかった理由3:モデルとのコミュニケーションへの不安

おーい!どこ行くんだ〜(^◇^;) ©︎Koichi

ちょっと遠いぜ・・

ポートレート用のレンズは焦点距離が長くなれば長くなるほど
モデルさんの全身をフレームにいれようとすると、被写体とかなりの距離を取る必要があります。

当然モデルさんとの距離は常に離れてしまいます。

気心の知れたモデルさんとの撮影なら「あうんの呼吸」というのもあるのでしょうが・・。
とくに初めましてのモデルさんとの撮影はコミュニケーションが大事になってきます。

そういった点で言うと、やはり鉄板の85mm、もしくは105mmが丁度良く、それ以上の焦点距離となると事前に綿密にポージングとか動きを打ち合わせしておくか自由に動いてもらい撮影するの二択になってきます。

135mmはかなりポートレート撮影上級者向けの焦点距離、

そう!

カメラマンとモデルさんの真の力量が試されるのが135mmなのです。

ちょっと私は自信ないです(^^;;

買わなかった理由4:NIKKOR 105mm f/1.4E ED の存在

お値段半額(中古)以下
満足度同等
©:Drew Gurian

個人的に屋外での最強神ポートレートレンズはNIKKOR 105mm f/1.4E ED。
室内ポトレではちょっと使いづらい105mmですが、屋外だと全く問題なし!
とろける前ボケと後ボケ。ピンの来所のシャープさ。それもただ解像度が高いというだけでなく、なんとも言えない被写体を背景から浮き出させてくれるのです。
しかも解放F1.4! このレンズがある限り正直言って、もう他の中望遠単焦点レンズはいらない!


f105mm f/1.4E EDの価格上昇中 (;´Д`)

f105mm f/1.4E EDの中古相場をチェックの中古相場ですが、昨今の物価高の影響もあるのかめっちゃ価格上がってました。そもそもこの玉めっちゃ品薄で店頭在庫がかなり少ないです。
やはり、ここにきてFマウントの単焦点レンズは評価が高まっている印象。
Zレンズへの買い替えでつい、手放してしまいがちなFマウントですが、早まらない方が良いようです。
特に単焦点F1.4シリーズをお持ちの方、まだまだ価値は上がりそうです。

買わなかった理由5:このレンズしか使わなくなりそう・・・・

良くも悪くも圧縮効果

同じ中望遠ポートレートレンズの85mmだと、まだ背景情報を多く残せるし、構図のバリエーションも多くあると思うんです。105mmもしかり。

でも135mmになると、結構似た構図が多くなるなあ・・・きっとこんなポトレ写真が増えそう:

1.究極玉ボケを背景にする幻想ポトレ
2.ガッと引いて、風景と被写体が一体になる究極美麗ポトレ!
3.ググッと寄って、被写体さんの繊細な表情を捉えるポトレ

って書いてるうちに、欲しくなってきてしまいました・・・・

勿論マンネリに陥るか、この一本で新たな世界を切り開くかはカメラマン次第だと思いますが・・

迷った時は買わない ©︎Koichi

結論:今は買わ(え)ない

使いたいレンズがありすぎて困る
最近のニコンのレンズのリリースペースは早いです。
まだまだ、NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sも楽しみたいし、NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sはもう毎日でも使いたいぐらいお気に入りのレンズです。

防湿庫のスペースが(今は)ない
稼働率の低いレンズというのは確かにあります。
しかし、それは「使わないレンズ」という意味ではないんですよね。
色々なレンズを必要な時に持ち出して使う。
Fマウントの良さ、Zレンズの良さ、それぞれ違います。
NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena欲しさに

そこをしっかりと見極めてNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plenaの購入をしたいと思います。
(あれ、結局購入する方向で動いてる?(^_^;))

来年の夏までには・・・©︎Koichi

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