NIKKOR Z 14-30mm f/4 S と NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED:同構図で撮り比べ:パート2

二度目の対決!元祖神レンズ NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED VS Z 14-30mm f/4 S。最近はニューゴッドz14-24の存在にちょっと影が薄くなっていりますが、いやはや、そのコンパクトな外観からは想像もできない画を繰り出すのです。さてその実力を日の出前の淀川で検証しました。
※この記事の写真の撮影は2021/2/13 -14です

最初の対決はこちらから:

①淀川 姫島地区

まずは私のお気に入りの淀川姫島エリアへ。橋桁の下から望む大阪のビル群が非常に綺麗。
船着き場もあって長時間露光映えのする場所です。

夜明け前

まだまだ暗い夜明け前。

対岸に見える梅田のビル群の常夜灯とそのリフレクションが窓明かりが綺麗ですね。現像は最新のAdobe Lightroom Classic です。

同時に二台を一人で撮影というのは中々大変です。なんとかほぼ同じ構図になるようにセッティングしました。
まずはZ6での撮影です。周りは真っ暗という状況ですが液晶画面でのピント合わせも問題ありません。


Z6/z 14-30 f/4s

撮影時刻:5:35
f5.6/30sec/Iso100/フィルターなし

風もなく穏やかな夜、30秒の露出時間で水面が完全にフラットになりました。

彼方に見えリフレクションの見事なこと!

遠方のビル群を拡大↓

お〜!めっちゃシャープ!!いろの滲みも無くなんとも清々しい描写!!


そして、間髪いれず元祖神レンズ での撮影。ファンダーを覗いた瞬間(背面液晶だけど)
「お、明るい!!」流石のF2.8 です\(^o^)/

D810/NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

撮影時刻:5:38
f5.6/30sec/Iso64/フィルターなし

パッと見14-30と同様の写りです。こちらも拡大してみます。

うーん、ほとんど間違い探しのレベルですね。(TOT)
高画素機のD810なので同じ場所の切り抜きでも若干の画素数の余裕がこちらにはあります。

レンズ当てクイズ

Q①

はいここでいきなりクイズです。これは14-30, 14-24F2.8G どちらでしょう?

正解は….

D810/NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 

撮影時刻:6:17
f8/78sec/Iso64/フィルターなし

Q② 縦構図

では次はどちらでしょう?

良く見ましょう!

タイミング良く電車の光跡が入りました

正解は・・・・

右:Z6/z 14-30 f/4s 
撮影時刻:5:43
f6.3 /30sec/Iso100/フィルターなし

左:D810/NIKKOR 14-24mm f/2.8G
f6.3 /30sec/Iso64/フィルターなし

Q③ 最終問題

さてではこれはどっち?

Z6/NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 

撮影時刻:6:01
f8 /65sec/Iso100/フィルターなし

全問正解した人は凄いです!

夜明け

もうすでにどっちがどっちか分からなくなってきました・・・。
この時間帯は分単位で空の表情が変化していきますね。

D810/NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 

撮影時刻:6:24
f9/30sec/Iso64/フィルターなし

そして空は日の出の少し前。大分明るくなってきました。
今回14-24 F2.8G 用のフィルターは 13段と16段減光フィルターだけ。薄暗い時間で使うには濃度が濃すぎます。ということでフィルターを付けての作例は主にここから14-30です。

Z6/NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 

撮影時刻: 6:05
86秒/F8/Iso100 減光3段

撮影時刻: 6:16
30秒/F8/Iso100  フィルター不明

撮影時刻:6:24
156秒/F8/Iso100  フィルター不明(6〜10段減光だったと思う・・・)

撮影時刻:6:27
122秒/F8/Iso100  ND+光害除去フィルター使用

同じ場所でも時間帯やフィルターの有無で色合いがどんどん変わりますね!

そして 日の出直前〜日の出

大分明るくなってきたので、14-24にもフィルターを装着する準備をしましょう。
次の写真フィルターなしです。WBを曇りにしてちょっと色温度を高くしています。

14-24 f2.8G

f14/iso64/2sec/6時39

13段の減光フィルター  Firecrest 13 を専用フィルターホルダーにセットして朝日に挑みました。

ゴーストフレアも出ていないようです。流石の14−24。やはり神レンズは偉大です。


14-24_f8_iso64_58sec

対決を終えて ありがとう14−24 F2.8G そして・・・

結局どちらのレンズでも幸せになれる!

複数回に渡り14-24 と14−30を撮り比べてきました。
実はもうこの記事を書いている時点で手元には14−24はないのですが(50mm f1.2s 購入時に下取りに出してしまった)、今回写真を隅々まで見て改めて14−24f2.8Gの偉大さ、隅々まで余裕のある描写を改めて感じました。いや〜あの出目金レンズは伊達じゃない、まさにFマウントの「神」の称号にふさわしいレンズです。
もしFマウントをメインで使っていて、まだ14-24 F2.8Gを使ったことのない方は値段も手頃な今こそ実際に使ってみてはどうでしょうか?
もちろんFTZでZ経由で使うのも全然ありです。(バランスは良くないですが・・)

Fマウント(D810)用の超広角レンズとして手放さずに手元に置いておけば良かったな〜とちょっと後悔しています・・(TOT)

デジタル時代のZ 14-30mm f/4 S

一方z14-30mmですが、その描写はスッキリくっきり、音に例えるならハイレゾ音源24bit98K!

私のように超広角レンズを長時間露光や風景で絞って使う方が多い方は迷わず乗り換えても問題ないはずです。
ただ・・・気になった点が一つあります。 

Zに共通。水準器の精度が一つ

同じ14mmでもなんか違う・・・

ほぼ同じ構図で撮影していて気づいたのですが14−30の14mmは14−24 の14mmと比べると同じ14mmでも若干移りが違います。わずかな差ですが近くの物が遠くに描写される(歪が大きい?)傾向です。これは 撮影データのデジタル補正の影響が大きいのかもしれません。

水平垂直をしっかり出して撮影している時は気にならないんですが、建造物等をちょっとだけあおる時などはちょっと気になるかもしれません。わざと歪みを強調するような撮影では良いと思いますが、これは今後撮影を続けて見極めていく必要があると思いました。


Z 14-30mm f/4 S
f5.6,1/400sec

超広角の宿命ではあるのですが、あおったときに歪みが大きい気がしますね

フィルター多用派に自信を持ってオススメ

とはいえ14−30の機動性、フィルターの使いやすさは、フィルターを多用する私にとっては最高に使いやすくてありがたい。

14-24F2.8Gも今では他社のフィルターホルダーも各種発売されているのでフィルターも使えます。ただ使える使いやすいは別の問題です。大きくかさばるフィルターは高価で持ち出すのも面倒です。
私が完全に14−30に移行した最大の理由です。 

165mmの角型フィルターはとにかくデカい!

気になるのは最新のZ 14-24mm f/2.8 Sです。フィルター装着に関しては使いやすくなっているようですが、巨大なフィルター径)問題等、スーパー描写は魅力ですがいざ導入するとなると問題(追い銭)が多そう・・・

‥ということ私はしばらく超広角レンズはZ14-30mmでいきますね!\(^o^)/!

といってもキャッシュバックにつられそうで怖いです・・・早くキャッシュバック終わらなんかな・・・

おまけ:動画クイズ 【14-24 or 14-30mm どっちで撮ったの?】

14-24mm f2.8g or z14-30mm which? from YOSHIPIC on Vimeo.

正解は動画の説明欄を御覧ください。

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