ついに2023年3月24日に発売を控えたNIKKOR Z 85mm f/1.2 S。
開発発表から僅か一月。見事に桜開花直前に合わせてきました。
早速予約? それとも様子見? 私は・・・
それはさておき、まだ発売まで時間が少々あるNIKKOR Z 85mm f/1.2 S。購入前に確認しておくことを5つにまとめました。
確認事項1:公式サンプルをチェック
ここだけの話、あまりNIKONジャパンのサンプルには心動かされませんでした。(すいません)
モデルさんの竹林を背景に撮影された、ちょっとコントラスト高めの写真がどうも期待していた画と違ったんですよね。「ブライダル」のサンプルが多いのはこのレンズをブライダル撮影プロに推しているからでしょうか?
ここは日本を離れて、Nikon USAのサンプルに目を向けてみましょう。
画像はすべてNIKON USAのサイトからお借りしています。
※画像クリックでNIKON USAに飛びます
いかがでしょうか! USAのNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sのサンプル写真は素晴らしい\(^o^)/
このサンプル見て私はかなり速攻予約したくなってきましたよ。
日本NIKONには燭台とかピアノのサンプル写真がありましたけど、わざわざ40万払って燭台撮る人いるのか!?限られた掲載サンプルなんだし、もっと購買意欲を掻き立てる写真を使ったほうが良いと思いますけどね〜。その点NIKON USAのサンプルはポートレートに絞って掲載しているので購入者の気持ちをよくわかっているな〜と思いました。
確認事項2:己を知る
やはり重い 1160G
このレンズ。約1160g。予想通り?予想より軽い?
NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sが約1090gなので+70gになりますね。
70g というと納豆のミニパックが約50gなのでそれよりちょっと重いぐらいです。
まあほぼ同じですね。NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sと持ち替えたときの違和感はきっとないでしょう。
ところで
最近NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの稼働率が落ちているのですが、その原因はやはりその重さ。
撮影最初は良いのですが、途中で疲労感増してきますしね。
やはり使いこなすにはそれ相当の筋肉量が必要です。若者屈強カメラマンは良いですが、私のようなただのおじさんポトレ好きカメラマンが使いこなすには相当の覚悟が必要です。
最高の描写を得るにはそれそうとうの準備が必要になります。
己を知り、己の限界を押し上げよう!
重くて無理!と諦める必要はありません。備えあれば憂いなし。
今からジムで体を鍛えておきましょう。
確認事項3:アクセサリーの準備
レンズとボディのバランスを考える
1170gと少々(?)重いNIKKOR Z 85mm f/1.2 S。
このレンズにベストマッチなボディはZ9なのでしょう。サンプルもZ9で撮影されてますしね。
もちろんNIKKOR Z 85mm f/1.2 S購入を機にZ9にボディ変更もありかもしれませんね。
(私にはそんな資金も度胸もありませんが・・・)
とはいえ我々一般人の多くのボディZ6, z6Ⅱ, Z7, Z7Ⅱでしょうね。
そうなるとトップヘビーになってしまいバランスが悪くなってしまいます。
エクステンショングリップがおすすめ
そこでオススメしたいのがZシリーズ対応の拡張グリップのZ-GR1。
z6ⅡとZ7Ⅱ系には専用のパワーバッテリーパック(MB-N11)がありますが、なかなか高価。
それに比べてお値段も手頃なZ-GR1。ぜひ使ってみて欲しいアクセサリーです。
一度は使ってみたい専用パワーバッテリーパックのMB-N11
私はZ初期型なので未対応・・・
保護フィルター
基本私はレンズには保護フィルター使わない派
せっかくの高性能レンズに余計なガラスを全面につけたくない、というのが一番の理由。
・・とはいえ40万の高級レンズ・・今回ばかりは保護フィルターつけようかと考えてます。
となると、選択肢は限られますね。純正高級アルクレストかKenkoのZXⅡでしょう。
万が一レンズ前面に傷がついてしまったら・・・・
そう考えると夜も眠れません。そうかんがえればたかだか1万円でその悩みから開放されるのですからこれは安い買い物かもしれません。早速私はポチりました。
NDフィルター
日中での開放F1.2での撮影じにSS1/8000では足りないことがしばしば。(Z9では1/32000までいけますけどね・・・)
そこで必要になってくるのがNDフィルターです。これまたレンズへの影響を考えると選択肢が限られます。ゼクロスもありますが今回はアルクレストを選択しました。
二段減光がちょうど良いと思います。
さらなるレンズ保護に・・・
カメラホルスター: シンクタンクフォト Digital Holster 20 V2.0
高級レンズをつけたカメラを首からブラブラとかありえない!(重さからしてもありえない・・・)
最近の私のポートレート撮影時は常にカメラホルスターを常時使用。
これならカメラから手を離してもしっかりカメラと高級レンズを保護してくれます。
なにより移動時のカメラとレンズの荷重を分散してくれるのが助かります。
シンクタンクのプロスピードベルトと一緒に使うと更に安定性アップでおすすめ。
やっぱりボディはZ9? レンズと併せて丁度100万!に勉強してもらいましょう!
確認事項4:資金繰り
市場予想価格405000円と大半の願望を超えてしまった価格。
実売価格で若干の割引が期待されるとはうえそれでもまだまだ高価な買い物です。
こうなるとNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの実売25万円が安くおもえるから不思議ですね。。。
いかに購入資金を捻出するか!
現金一括! カード一括! といきたいところですがちょっと無理。
60回ローン!! これもまだNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの支払いが残っているのでワタシ的には
避けたい選択肢、
レンズ資産下取り
一番現実的かつ一般的な資金繰り方法はレンズ下取りですね。
そこで私のオススメはキタムラの【週末売っ得】です。なんとオンライン限定ですが買値上限+20%アップです。どうしても下取りだと安くなりがち、欲しいレンズと相まって安い査定額でも「まっいいか・・」となりがちですが、【週末売っ得】なら売却値段が試算可能です。(よっぽど個体に難がない限り)
かなり防湿庫がスッキリすること間違いなしです!ビバ断捨離!
確認事項5:ホントに必要か考える
買うべきか・・ポチるべきか・・
(一緒やん・・)
※写真:Nikon USA
資金繰りまで書いておいてなんですが(T_T)、そもそもこの超高額NIKKOR Z 85mm f/1.2 Sがあなたの撮影ライフに本当に必要なのでしょうか?
F1.2の明るさが本当に必要ですか?(p_-)
というのもニコンの中望遠ポートレートレンズには
Fマウントの神ポートレートレンズf105mm f/1.4E EDがあります。しかも中古相場はNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sの半額以下。まあいないとはおもうのですが、このレンズを素通りしてNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sにいくのはちょっともったいないな・・と思うのです。
それに加えてNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sにいたってはお値段1/4。 NIKKOR 85mm f/1.4Gだってまだまだ名玉。中古相場お値段これまた1/3。これだけリーズナブルな神ポートレートレンズがありながらはたして40万円のポートレートレンズが必要なのか?
これは実は自分自身に問いかけていたりします。(´・ω・`)
NIKKOR Z 85mm f/1.2 S 購入希望者が素通りしているとは思いませんが・・・
さあ予約だ!
人生は一度きり
一瞬悩んだものの、これまでの経験からどうせ買うことになる・・(己を知る(^^)/)
それなら悩むだけ時間の無駄!!ということで
本日さっそくカメラのキタムラで予約しました!!(本日2月9日10時より開始してますよ!)
運が良ければ発売日に手にいれることができるでしょう。
運が悪ければ数ヶ月先か・・・・
レンズは資産
レンズは資産です。持てば持つほどあなたの人生は豊かになるでしょう。
お金を持っているだけでは人生豊かになりません。
しかしレンズを持っていれば人生は輝きます。
NIKKOR Z 85mm f/1.2 S
はたしてどんな描写なのでしょうか?
このワクワク感はまさにプライスレス。
ぜひあなたも私と一緒にワクワクしましょう\(^o^)/
他予約サイト(随時更新):
ヨドバシカメラ
フジヤカメラ
悩んだらあとはポチるだけ。
※写真:Nikon USA
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