全Zユーザー待望の NIKKOR Z Z50mm f/1.2 S。
ようやく手に入れることができました!!
・・とはいえ私のポートレート常用レンズは105mm F1.4e。
普段あまり使わない画角の50mmなんですが、私に使いこなせるのでしょうか・・・・。
一抹の不安とNEWレンズを手に入れた高揚感と共に、梅の花が満開の大阪城公園梅林に行ってまいりました!(^^♪
大阪城 梅林
桜が有名な大阪城公園。二月下旬~3月中旬、まさに今!満開の梅を楽しめます。
梅林100品種を超える、約1270本の梅が植えられています。
私は3月初旬に行きました。小春日和で梅の花も満開の超見頃でした。
カメラセッティング
・今回は全て開放F1.2での撮影(開放以外の時はキャプションに記述)
・ピクチャーコントロールは「ポートレート(工場出荷時)」
・掲載写真は基本撮って出し(撮影後Capture NX-Dで若干調整した写真あり)
モデルさんの肌に対しての明瞭度(クレアリティ)の調整等もしてません。
とりあえず梅の写真
カメラ:Z7 (この日にために中古をキタムラで購入)
こちらもすべて開放F1.2で撮影。
ポートレート① 寄ります
早速梅ポートレート開始です。まずは最短撮影距離付近で撮ってみます
では早速F1.2の開放で撮影開始です。
梅を見つめる夢薫ちやんの目にスーッとばっちしピンとがあいます。
そしてまつ毛一本一本も解像しています!!
周辺のとろけるボケにも注目!
次は眼球に映る梅を撮影して梅をじっと見つめてもらった一枚。
瞳を等倍でみると凄いことに!くどいですが開放f1.2です。
※ちなみに三枚目のクロップ画像は切り出しても1774x1774pxあります。凄いぞZ7!
次は前ボケに梅を入れてみました。
インコもびっくり!の解像度とクリーミーなボケ!
インコおじさん(仮称)の愛(マナ)インコを撮影させていただきました。
人に慣れているピーちゃん(仮称)だったので50mmでもここまで寄れました。
Zレンズのロードマップにある400mm,600mmのレンズってきっと物凄いことになるんでしょうね。
(値段ももの凄いんでしょうけど・・)
ポートレート② 逆光性能テスト その1
丁度太陽の光が差し込んできたので逆光性能をみてみましょう!
おっと、ごくわずかですが小さいフレアが出てますね。しかしこれは「あえて」フレアが出るよう、なんとか角度を変えてやっとこさ出たフレアです。逆光性能はまた後で見ていきます~。
ポートレート③ ちょっと引きます
少し引いて撮影してみました。
人物とその周りの風景を絶妙のバランスで取り入れることができるのが50mmの良さですね〜。85mmだと何も考えずに人物中心、「いかにもポートレート!」って感じに撮れますが(それが良いんですけどね)50mmになると周りの風景も否応なく入ってくるのでちょっと考えて構図する必要が出てきますね。(そこが楽しい!)
フードをつけるとまるで望遠レンズ
ちなみにこのレンズ本体だけで1090g。本体フードで合わせて約1800gぐらいになります。
ちょっと重い? 正直言って軽くはないです(汗)。ただZシリーズに装着したときのバランスが良いのか使っていてもあまり疲れは感じませんでした。ほら!モデルさんも軽々と持っているではないですか!
ここで今回のモデル様をちょっと紹介
愛くるしい笑顔がとっても可愛いいよ〜!と思ったら一転してクールな表情に!
そんな変幻自在な夢薫ちゃんは、なんと被写体歴まだ1年生!
皆是非応援しましょう!
※2022/9 追記:夢薫は現在被写体活動は休止中です。
ポートレート2 逆光性能テスト②
梅林の隣に木陰スペースでいい感じに木漏れ日が差し込んできたので逆光テスト第二弾!
太陽をもろフレームにいれるともちろん画は少し白っぽくなるんですけど、これはこれでなんとも上品な画だと思うんですよ。それにフレア、ゴーストの類はほとんど発生しません。恐るべしZ・・・・
ちなみに(くどいですが)全て開放F1.2で撮影。
ポートレート⑤ 105mmf1.4eと比較
ここで神ポートレートレンズ105mmF1.4eとの比較をします。
半逆光が白梅を一本照らすなかなか幻想的な場所です。
なるべく同じ構図になるようにフレーミングしました。
z50mm f1.2s
105mm f1.4e
z50mm f1.2s
105mm f1.4e
うーん!やっぱり105mmF1.4も凄い!
個人的にはこのシーンでの撮影は105mmの圧縮効果がかなり絶妙でめっちゃ好きやねん!
皆さんはどっちが好み?
ちなみに105mmはFTZ経由でZ6で撮影。
ポートレート⑥ 58mm F1.4G の比較作例
50mmと58mmと微妙な画角の差はありますが、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの描写も見ていきましょう。Z6で撮影です。
開放は「甘い」というより絶妙な柔らかさを持つレンズです。開放からはF1.2sほどのシャープさはありませんがとくに「甘い」という感じもしません。でもピント面はシビアです。
そしてこのレンズの面白いところはF2に絞ったとたんにシャープになるんですよね。
イヤ〜!それにしても軽くて使いやすいですな〜。FTZ経由で使ってるから重さは520gと約半分以下!それに改めて使ってみると、58mmF1.4Gもやっぱりものすごく良いレンズです!
旅行に持っていくなら断然こっちかな〜(もしくはz50mm1.8s?持ってないけど・・)
58mm F1.4Gの作例
ポートレート⑦ 梅林を後にして スナップ~日没
夢薫ちゃん、大阪城公園が初めてということで公園をぶらついてから帰ることに。
50mm F1.2s 一本でスナップ撮影をすることになりました。
すべて開放F1.2 での撮影です。
-撮影を終えて-
50mmの女神の為に‥
実は私、このレンズを手に入れるのに稼働率の低いレンズをかなりの数下取りに出しました!その中には元祖神レンズ14-24F2.8Gも含まれます。(ごめん神様!(TOT))
おかげさまで防湿庫がスッカスカ‥(涙)
正直50mm単焦点レンズ一つのためにそこまでする必要があるのかとは思いました。
しかし使わない神より、まだ見ぬ女神!ということで売却を続けなんとか購入資金を捻出¥(*’ω’*)¥。
少々の後悔とこれまでお世話になったレンズに対しての寂しさをかなり感じていたのですが、今回の撮影を通じてそんなおセンチな気持ちは潔く吹っ飛びました!!
禁断の50mm
すでにz50mmF1.8sを持っている方はこのレンズ、是非買わないでください。
なぜってしばらくはこの描写を独り占めしたいじゃないですか!!(笑)
量販店などでも決して手にとってはいけませんよ・・・。
ファインダーをのぞいたら最後です・・。
Zを使う理由がここにある
ニコンのキャッチコピーみたいですが、まさにそう思わずにはいられないレンズとの出会いに感謝。
私は残りの人生この50mmと共に生きていこうと思います\(^o^)/!
ちょっと待ったところで安くならないZレンズ・・・・今買って秋の紅葉ポトレに備えましょう!
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