ビルを撮りましょう!
ビルなんて撮って何が面白いんですか?
まあまあ、そんな事言わないで。この記事を読めばきっとビルを撮りたくなりますよ。
超広角レンズの世界
もちろん標準ズームレンズ(24-70mm)でもビル撮影はできますが、ビルや街をカッコよく撮影するには是非超広角レンズを使いましょう。
超広角レンズは視界をはるかに超えた画角があるので、自分の目でみた世界と全く違う世界が撮影できるのです。
標準ズームレンズの広角端は24mmと超広角14mmで比較してみましょう。
24mmでは向かい合ったビルがここまでしか写せません。
14mmになるとここまで周りのビルが入ってきます。
難しく考えずにどんどん撮影しましょう!
一風変わったデザインのビルを撮る
大阪梅田に来ました。まずは富国生命ビルを撮ります。とてもカッコいいデザインのビルですよ。
変わった形のビルやランドマークを撮りましょう。
いつも見ている建物でも超広角レンズを使えばこれまでとは違った建物に見えることでしょう!
ガラスのピラミッドみたいですね!
ちょっと離れて見上げる
ビルから少し離れて見上げて見ると周りのビルもフレームに入ってきます。ちょっとづつカメラの角度を変えてそれぞれのビルをバランス良く配置して構図を決めましょう。
周辺部をチェック!
超広角レンズを使っているときは写真の四隅に余計な物が入ってないかチェックしよう。
格子線を利用
超広角の世界に慣れてきたら構図を考えていきましょう。ちょっと構図を意識するだけで写真がグッと良くなりますよ。
格子線を表示して撮影
建物を撮影する時は格子線をガイドにして構図を調整しましょう。
ビルに近づく
反射を見つける
ガラス面に映り込むビルや街並みを見つけましょう。
構図を意識してシンメトリ(対称)になるように構図を意識してみましょう。
富国生命ビルはビル全体にガラスが沢山使われているので反射の宝庫!面白い構図が見つけられます。
THE LAMP SHOT -信号を入れる-
街中にある街頭や信号。それらを構図にいれるだけで印象的な一枚になりますよ。ランプの赤や緑を強調するのも効果的です。
海外では「ランプショット」と呼ばれています
安直な呼び名ね・・・
積極的な後処理を!
「加工」というとネガティブな響きがありますが、ドラマティックなビルや街の写真に「後処理」は不可欠です。
Vigenette(周辺部を暗くする)やドッジ&バーン(部分的に明るくしたり、逆に暗くしたりすること)をどんどん駆使して自分らしい世界観を見つけましょう!
思いついた事はどんどん試してみましょう!
まとめと作例
超広角レンズの強調されたパースペクティブ(遠近感)を使うことで普段見ている建物や町並みが魅力的な被写体になります。画像の後処理もどんどん試して自分だけの町並みを創造しましょう!
早速私も街でビルを撮影したくなりました!
上を向いて撮影しましょう!
B&W(ブラックアンドホワイト)ファインアートの紹介
モノクロにすることで建築物の線、カーブ、質感が強調されます。またより積極的な後処理をすることでカラーとは違った印象的な写真にすることが可能です。また日中の長時間露光を使い雲を流すことで静と動の対比を生み出しています。特に海外で人気の高い写真ジャンルです。
ミク
わあカッコいいですね!どうやって編集してるんですか?
建築系モノクロファインアートの編集方法は別の記事で紹介しますね! 私のFlickerはモノクロファインアート専門ギャラリーですのでどうぞご覧ください。ではまた!
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