2022新春特別企画:神VS神 NIKON新旧14-24F2.8 を長時間露光で撮影比較

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年のヨシピクは長時間露光、パノラマ撮影の記事を中心により深みのあるブログを展開していこうと思います。とはいえなるべく分かりやすい記事になるよう心がけますので、今後ともよろしくおつきあいくだされば幸いです。

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2022初撮影

え!? 今更? 元祖神レンズ14−24 F2.8Gを衝動買い

2021は手持ちのレンズを一気にZレンズに入れ替えた年でもありました。

しかしその反動からか、年末の12月に一度手放したFマウントの神!14-24F2.8Gを衝動買い!(汗) Z14-24への移行者が増えているのでしょう・・かなり使い込まれた14-24F2.8G が多い中古市場の中ほとんど使われていない(製造番号も後期の)めっちゃ美品を、なんと!9万円前半で購入!ちょっと追い銭してもうすぐ発売のz24-120 を買うべきか!?..と一瞬逡巡しましたが「便利ズームなんかいららないのだ!」とポチリ。
それに今の私の撮影スタイルや作品群の根幹を成しているのはF14−24F2.8G!いっても過言でない
思い入れのあるレンズ。それにやはり神不在の防湿庫の寂しいこと、寂淋しいこと・・・
やはり神不在で新年は迎えられない!
(既に超広角レンズはz14-30f4s, z14-24f2.8s と所持しているのですが・・・)

Maze Walker -Calculated Chaos 6-
D800E+14-24 F2.8G / ジャンクション撮影に14-24 F2.8Gは鉄板!

買い戻してめっちゃ満足!!( ◠‿◠ )
このズシリとした存在感はやはり神の重み! おかえり神様!

心残り

Kani製の150mmホルダーを装着した14-24g2.8g。150mm フィルターはFormatt-Hitceh. 奥はz14-24用のKANIの100mmホルダー。

14−24F2.8Gを買い戻した理由がもう一つ。
14−24F2.8同士の長時間露光対決(比較)をしたかったのです。
以前ブログでF14-24F2.8GとZ14-30mmF4sの比較はしましたね。z14-30mmのそのコンパクトな筐体から繰り出す鋭い画に驚愕したのがまだ記憶に新しいです。

巨大!150mm フィルター

14-24F2.8Gで問題になるのがフィルターワークです。
今やNISIKANIから専用のフィルターホルダーが出ているので『フィルターが使えない!』というのは過去の話。問題はそのフィルターです。
出目金レンズをけられなく使うには角型100mmでは無理!
角型150mmのフィルターが必要になります。

ご心配なく!
幸いなことに手元には最近年末セールで手に入れたFormatt-Hitech150mm のNDフィルター群があるのです。
このフィルターは最近購入したPC-19mm用に揃えたのですが(その紹介記事も近々書きます)アダプターを変えれば勿論F14-24F2.8Gでも使用可能!
150mmフィルターホルダーはKANIさん。これがまた秀逸の出来なのです!
※Formatt-Hitechでは150mmのフィルターホルダーは作っていないのです

これで新旧神 14-24対決の準備が整いました
もちろんNDフィルターを使った長時間露光での比較です。

こちらはZ14-24専用。質感も良くオススメのフィルターホルダーです。

今回の撮影機材紹介

使用機材の紹介です。FマウントはZ7と同じ4500万画素のD850!といきたいところですが、持ってないので愛用のD810。Z7&FTZ経由で順番に撮影するべきか?とも思ったけど、なるべく同じ天候・光線で撮影したかったのでFとZの二台体制。 リモコンも二台用意して同時に長時間露光をスタートします。余談ですが、D850も値段がこなれた今が買いどきかな~・・・と思ったりして^_^。


【Z7 & z14-24 f2.8s】

三脚:GT2545T  大型石突に変更, 雲台Markins Q3(Traveller)

フィルターホルダー:kani z14-24専用

フィルター:Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段,2段 減光 

【D810, f14-24 F2.8G】

三脚:GT3543、Markins Q10

フィルターホルダー:kani Nikkor F14-24 F2.8G専用

フィルター: Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段,2段 減光

※Formatt-Hitechでは今後150mm Filterは受注生産になるそうです。
Formatt-Hitech USAの在庫分が超絶爆安!お買い得特価でセール中なのでチェックしてみてください。
アメリカからの送料込みでも破格です。実は私もこのセールで150mmフィルターを手に入れました。在庫僅か!お早めに!

(尚この情報はブログ掲載時のものなのですでにセールが終了しているかもしれませんのでご了承ください)

Formatt Hitech UK
Formatt Hitech, the leading manufacturer in professional grade Cinematography & photography filters. Scientifically made...

撮影場所紹介

何かとよく訪れる淀川・姫島地区。
周辺に駐車場もあるし、橋あり船あり岩場あり、とバリエーションある構図が撮影できるお気に入りの場所です。※以下のGoogle360画像は私がZ14-30F4Sで撮影

対決① 14mmワイド端:4分30秒の長時間露光

前置きが長くなりました。では早速撮影対決①です。
天気は曇り。
時刻は14:30。時折晴れ間も覗いてますが、かなり厚い雲が流れている絶好の長時間露光日和です。
今日の対決は期待できそうですよ。

まずはフィルター使用前に構図を決めます。あおらず、橋や対岸の建築物が真っ直ぐになるように構図します。左側にD810、そのすぐ右にZ7をセット。なるべく同構図になるようにセッティングします。

下の写真はそれぞれISO64, F8, ss1/125 で撮影。


フィルターはそれぞれ13段+2段減光の計15段のNDフィルターを使用。
270秒にセットしたリモートを使って同時にスタートします。

撮影結果

若干構図が違うのは撮影位置の違いからくるものです。雲の流れなどを見ると撮影開始終了時間が同時だったことが良くわかりますね。

Z7+14-24z F2.8s
Filter:
Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段+2段 減光
ISO64, F8, 269秒

手前から奥へと流れる雲が綺麗です。
風も微風で非常に安定した長時間露光が撮影できました。若干露出がアンダーでしたが現像で問題なく調整できるでしょう。後30秒(計5分)ぐらい流しても良かったかな。


D810+14-24 F2.8G
Filter:
Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段+2段
ISO64, F8, 270秒

こちらがD810での撮影。
言わなけれはもうどっちがどっちのレンズとカメラだか判らないですね。
空の明るい部分を見ると分かりやすのですが、周辺部に僅かに色ムラが残っているのが見受けられます。出目金レンズでは口径食の影響を受けやすいのです。しかも高濃度のNDフィルターを使っている影響で周辺の色被りが中心部に比べて目立つ場合があります。

ズームは固定しょう!
撮影後に気づいたのですが、14-24F2.8G、ズームがちょっと動いてしまって15mmで撮影してしまっていたようです(汗)。その後はズームが動かないようにちゃんとテープで固定しました。


NDフィルターの色かぶりと掲載画像に関して
掲載写真はCamera Flat(ZはCamera Flat V2)で撮影後、RAWデータをLightroomClassicで微調整した後の画像になります。私はこのような超長時間露光撮影においては、撮って出しのJPEGはほぼ意味がないと考えています。なぜならポストプロダクション(RAW現像のこと。以降ポスプロ)全盛の現代においては、長時間露光での色かぶりは簡単に除去できるからです。ただそれには、品質の良いNDフィルターを使うことが前提です。

多少の色かぶり自体は問題はない

高濃度のNDフィルターを使った超長時間露光での撮影では色かぶりは少なからずかならず発生します。それは露光時間が長ければ長いほど顕著です。
しかしながら、性能の良い、信頼のおけるメーカー製の最新のNDフィルターを使っていれば発生した色かぶりはポスプロで(ほぼ)完全に除去・調整可能です。今回Z14-24に使用した英国Formatt-Hitech製のFirecrest Ultra NDフィルターも調整前はマゼンタ系の色かぶりが発生します。しかしこれは4分~5分、時には10分にも及ぶ長時間露光での撮影結果としては驚異的な色かぶりの少なさです。それにこれらの色かぶりは撮影後にWBを少々調整するだけで簡単に除去(調整)可能です。


私が初期に使っていたFormatt-Hitechのレザン(樹脂)製の165mmNDフィルターは撮影画像に強烈な青かぶりが発生、それに加えて周辺減光もかなりありました。そしてこの青かぶりは現像でも完全に除去することは不可能な代物でした。ただ私はモノクロ処理前提でこのフィルターを使っていたので、この青かぶりはデメリットというよりは深見のある黒を表現できる手段として捉えていました。周辺減光も良い味出ていると思いませんか?
今のガラス製フィルターFIRECRESTになってこの周辺減光はほぼ改善されてしました。
ただ、この周辺減光と青被り、良い味出てたのでちょっと懐かしく感じます。

Formatt Hitech
欧米の映画業界や風景写真家から高い評価を受けているフォーマットハイテックの角型フィルター

対決② 24mm テレ端/ 岩場 露光時間: 4分30秒

撮影開始時刻は15時を回りました。日の入りまではまだ時間がありますが厚い雲に覆われ大分光が弱くなってきました。対決①はワイド端の14mm でしたが次はテレ端の24mmの比較です。

通常露光のシャッタースピードもf8で1/30です。流石にこの場面、減光15段(4.5)では露光時間が長くなりすぎます。NDフィルターは13段減光一枚に変更です。ちなみに13段減光フィルターは二枚重ねの10+3段でも良いのですが、私は13段減光は良く使うので単体一枚で持っています。

縦構図での勝負です。

Z7+14-24z F2.8s(24mm) 1/40sec, f8.ios64

撮影結果

Z7+14-24z F2.8s
Filter: Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段(3.9)減光
ISO64, F8, 270秒


D810+14-24 F2.8G
Filter:
Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段(3.9)
ISO64, F8, 270秒
現像ソフト:Adobe Lightroom Classis.

Remove Chromatic Aberration[off]
Enable Profile Corrections [off]

描写に関しては双方そん色ないですね。D810+14-24F2.8Gは口径食の影響か、空の上の方が若干色被りが残ってるのが分かりますね。ただ長時間露光時の若干の色被りはモノクロ仕上げの際にはほとんど問題になりません。

構図的には広すぎる空の部分を少しカットしてアスペクト比率を7:5辺りにしたらスッキリするでしょう。

Z7+14-24z F2.8s
Filter: Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段(3.9)減光
ISO64, F8, 270秒

ちょっと一息

NDフィルターの数値

国内と海外でNDフィルターの数値の表記方法が違いますのでちょっと注意が必要です。

NDフィルターの減光の強さは数字で表されます。表記には2通りの方法がありますが、日本で一般的に使われている表記(ND/n)は「n分の1」の明るさになることを示します。たとえばND8ならば1/8の明るさ、つまり3段分暗くなることを示します。海外では何段分暗くなるのかを直接表現して「3 stops」と表記されるのが一般的です。

NiSi : ND フィルターの種類

ちなみに海外では一段減光の単位を『0.3』とする表記も多いです。
二段減光だと『0.6』。10段減光だと『3.0』。16段減光だと『4.8』
これは一見わかりづらそうですが、フィルターを重ねて使うときに便利です。
例えば13段減光したいとき、13段減光は『3.9』なので0.9(3段)と3.0(10段)で合計『3.9』と簡単に計算できます。これが国内表記だとND1000+ND8で13段減光になりますが、単純に数字の合算はND『1008』です。勿論どちらの方法も慣れの問題ではありますが私は1段減光=0.3の表記が計算がしやすくて好きです。ということもあり私のブログ内では誤解を避けるために『○段減光』と書くようにしています。

対決③ 橋の下で3分半(210秒)

再び横構図での勝負です。前の撮影のときに雨がぽつぽつと降ってきたので橋の下に避難。
そこから撮影します。

D画像はD810+14-24F2.8G長時間露光前です。

D810: 1/40sec, f8, iso64

撮影結果

互いのカメラの位置を大分近づけたので構図の違いもほぼなくなりましたね。カメラ、レンズ、フィルターがそれぞれ違う影響で若干色味が違ってきます。ここは現像で互いの色味を近づけることは可能です。

D810+14-24 F2.8G
Filter:
Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段(3.9)
ISO64, F8, 210秒

Remove Chromatic Aberration[off]
Enable Profile Corrections [off]

D810: 現像はCamera Flat

Z7+14-24z F2.8s
Filter:
Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段(3.9)
ISO64, F8, 210秒

Z7:現像はCamera Flat v2

ちなみにこちら縦構図での撮影結果。

対決③まで終えて

どっちがシャープ?
ここまでの長時間露光の撮影結果を見る限り、正直どちらの描写も大差ない印象です。
もちろん周辺部などの解像度を等倍でくらべればわずかにZ14-24の方が「シャープかな?」という感じも受けますが・・・。逆にそうでなければ14-24F2.8Gがシャープに見えなくもないです・・。

Zレンズは先鋭でクリアな描写でもてはやされていますが、こうして実践で撮影結果を比べてみるとD810+14-24F2.8GもZ14-24+Z14-24F2.8sに全く引けをとっていません。
ただ最終的なJPEGはシャープネスなどの設定で印象も変わってくるとと思いますので掲載画像だけで判断はしないようにお願いします。

では引き続き対決を続けます。

対決④

次は橋・岩場・空を組み合わせての構図。明暗差が大きく難しいシチュエーションです。
現像時にshadowを+30しています。

長時間露光前はZ7撮影。すでにかなりドラマチックで良い感じの空です。


撮影結果

Z7+14-24z F2.8s
Filter:
Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段(3.9)
ISO64, F7.1, 191秒

Z7

D810+14-24 F2.8G
Filter:
Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段(3.9)
ISO64, F7.1, 191秒

D810

D810 現像・調整バージョン

周辺部のマゼンタの色かぶりをLightRoomで除去。岩の明瞭度、橋の暗部を持ち上げて調整。
かなり重厚な画に仕上がりました。

カラー現像の場合カラーシフト(色かぶり)の処理は必須。

最終対決! 22分の長時間露光

左:D810+F14-24 右:Z7+Z14-24,

Z7+14-24z F2.8s

現像でちょっと明るめにしてますが、現場はもうかなり暗いのです。実を言うと寒さと空腹で、凄く帰りたかったです(泣)

1/6sec, f8,iso64

22分後

実際この時間帯であれば3分も露光すれば十分な長時間露光の効果が得られると思いますが

Z7+14-24z F2.8s
Filter:
Formatt-Hitech 角形100mm Firecrest Ultra NDフィルター 13段(3.9)
ISO64, F8, 1320秒

空も川も全てがフラットな世界・・・

一方反対側のD810・・・

D810+14-24F2.8G, 1/6sec. f7.1, iso64

D810+14-24 F2.8G
Filter:
Formatt-Hitech 角形150mm Firecrest ND Filters 13段(3.9)
ISO64, F8, 1320秒

長時間露光:『長ければ長いほど良い』という訳では・・・・

ない!まったくないです!判ってはいましたが22分も露光する必要はまったくないです。
私は10分の長時間露光は何回かしたことがあり、結果も良好でしたが、やはり22分となるといかに気温の低い冬とはいえカラーノイズ(熱ノイズ)も発生します。以下は左側がZ7、右側がD810のシャドー部分の拡大画像です。やはり長時間露光ノイズが多く見られます。

今回は2022年にちなんだネタとして22分間流してみましたが、このケースで最適な露光結果を得るには10段減光ぐらいで10分程度、もしくはもっと段数を減らして5−6分程度の長時間露光で充分だったでしょう。

まとめ

勝者はどっち?

こうして両レンズを(超)長時間露光で撮影してきたわけですが・・
描写の差は本当に僅か。
どちらが良い!というよりは、もう好みの問題でしかありませんね。

これはすごく個人的な感想なのですが14-24 F2.8G は収差・周辺湾曲・周辺減光
すべてが絶妙のバランスで存在しているレンズだと思います。

収差ほぼ0・主編湾曲ほぼ0・周辺減光ほぼ0、そんなZ14-24sは完璧すぎる描写なだけに、私にはなぜかちょっと面白くない感じがするのです。

伝説の『神』か
神を超えると謳われる完全無敵『次世代の神』か

その選択はあなた自身がするしかありません。

流石にZ!描写もZ!値段は高いがレンズは資産!時は金なり。迷う時間で撮影すべし!

多分今後二年ぐらいは値段は下がらないのでは・・・・

超解像度時代:フィルターへの投資も忘れずに!

FであろうがZであろうが14-24mmを使いこなすには角型フィルターが必須になります。
また次回以降のブログで特集しますが、今流行りの角型フィルターはもろもろめんどくさいです。
その点14-30mm F4Sなら円形82mmフィルターが使えるのでレンズ選びはフィルターワーク含めて考えるべきですね。


もちろん角形フィルターはメリットも多いのですが、使いこなすにはそれなりの覚悟と投資が必要になってきます。
しかも超高性能レンズ及び高画素カメラでつかうフィルターになるわけです。
そんな高価な角型フィルターを一式揃えると、レンズ一本分ぐらい軽くいきます。
しかし臆してはいけません。フィルターでしか表現できない世界があるのですから。

もはや『フィルターもレンズの一部』と考えて、高価なレンズ一本分ぐらい一気に投資しましょう!
今後もフィルターは進化し続けるでしょうが、落として割らないかぎり今後5−6年は買い替え必要はないのですから。

最後はフィルターの話になってしまいました。FとZの14-24mmで今年も沢山撮影していきます!

本年度もよろしくお願いします。

『Himajin』:長時間露光する私を長時間露光で撮影。Z7, z14-24 f2.8s, (24mm)  600秒の長時間露光
お年玉

私がアンバサダーをさせてもらっているFormatt-Hitech フィルターから全ての製品で使える10% オフのクーポンコードをいただきました。
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