ニコンの105mm マクロ「Z MC 105mm f/2.8 VR S」で雨上がりの葉っぱを撮影してみた

ZMC105mmで葉っぱをマクロ撮影

雨の日曜日。朝から雨・・・。
「雨に濡れた葉っぱって綺麗だな」と ZMC105mmでちょいと撮ってみたら・・・・

うおー!!!なんじゃこりゃ〜!!! ただの葉っぱなのにメッチャ!ビューティフォー!!

ということでミニ三脚も引っ張り出して本腰入れて撮ることにしました。

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セッティング

被写体は我が家の中庭にあるヤマボウシ。最近、新緑が物凄い勢いで芽吹いてます。中庭の日当たりと栄養が悪いのか花は あまり咲かず・・( ; ; )

そのヤマボウシちゃんを二階の窓から撮影しました。

強力な手ブレ補正が売りのZ MC 105mm f/2.8 VR S。とはいえ性格はフレーミングや被写体にググッとよってのマクロ撮影まで考えると手持ちだけではちょっと心許ない。

そんな時にミニ三脚一つあると便利です。
なるべく被写体に近づきたいので窓の手すりに三脚をセット。
微妙な前後の調整にマクロフォーカスレールがあると便利なのですが普段マクロ撮影しない私は持っていないのでノーダルスライドで代用です。

とりあえず撮ってみる

普段あまりマクロレンズで植物撮影をしないのですが、取り合えず撮影開始です。
カメラボディはZ7です。

お〜!ただの葉っぱなのに、雨の水滴と一緒に撮影するとこんなに美しいとは!!
Z MC 105mm f/2.8 VR S 恐るべし!

寄ってみる

しかし、ちょっと引きのカットが多いですね。
せっかくのマイクロレンズなのでもっと葉っぱに寄ってみましょう!


プロファイルで撮影しながら画作り

現代ではRAWで撮影してその後の編集でイメージ通りに仕上げるのが主流ではありますがとはいえせっかくのミラーレス、イメージ通りの画を見ながら撮影しちゃうのが賢い撮り方ではないかと思います。

特にこういうシンプルな被写体は色味とコントラストでガラッと印象が変わってきます。私も最初はよく使うプロファイル「ポートレート」で撮影したのですが、ちょっとローコントラストで物足りなかったので「風景」に変更。一気に彩度とコントラストがあがって写真が生き生きとしてきました。
私は風景撮影には「スタンダード」か「風景」を使うことが多いのですが「デニム」や「トイ」も独特の雰囲気があって面白いです。

カメラプロファイル「デニム」


もっと寄ってみる

Z MC 105mm f/2.8 VR Sの最短撮影距離は「撮像面から0.29m」レンズの長さが140mmなのでレンズの先端から 15cmぐらいまで寄れるということです。
一体どんな世界が撮れるのでしょうか?

これぞマクロ! ピントの合った箇所以外はもうトロけてトロトロになる一面グリーンは世界!

絞る

ついつい開放付近で撮ってしまいますが、絞った時の描写の変化を見てみましょう。
まずは絞り開放の一枚。ちなみにNIKONのマクロレンズは実行F値表示となり、接写撮影ではF値が増加します。公称F値と実行F値の話はマップカメラさんのブログを見ると良く解ります。

開放F3.8

以下 F4.5〜F16まで

F値が増えるにつれてピントの合う範囲も大きくなってきますが、それと同時にボケ量も変化してきます。葉の隣の後ろの茎の輪郭の変化に注目してください。この構図の場合は絞りが深くなると茎の輪郭がはっきりしてきてちょっと目障りになってきます。絞りを深くする場合は背景にも気を使った方が良さそうです。

まとめ:これから雨の日はマクロ撮影!

マクロ初心者に超お勧めのZ MC 105mm f/2.8 VR S

これまではマクロ撮影は小さな被写体をずっと見ていて腰が痛くなるし、ピント合わせもムズイし、あまり良い印象がなく・・・正直ほとんど撮影してきませんでした。
しかし
今やZ7の高精細モニターとピンポイントAFで微妙なピント合わせも思いのまま。
そして現実を超えた・想像力膨らむ豊富なカメラプロファイルが撮影しながら確認可能なのです!
そして!
なによりも想像絶する解像度、とろけるボケの神マクロレンズ「Z MC 105mm f/2.8 VR S」があるのですから

このマクロ超初心者が純粋に

「マクロ撮影って楽しい〜!!」

と数時間夢中でシャッターを切ってしまったのも納得です。

それにしても ただの葉っぱなのに!!

ただの葉っぱ撮影がこんなに楽しいとは思いませんでした!
これからは葉っぱ以外にもどんどんマクロ撮影を楽しんでいこうと思います!

プロファイル「デニム」適用度7割程度が丁度良いかな。
YOSHI
YOSHI

ソフトフィルターを使っても良いのでは!



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